恵果墓編

恵果(747-805)西安市雁塔区、唐代の名僧で俗姓は馬。陝西省臨潼の人。九歳のときに長安青龍寺で出家し、大慈恩寺で戒を受けた。興善寺で不空の元で学び、不空から恵果に密法を伝授された。大歴2年(767年)に密法を大成させ、青龍寺の東塔院の道場で密法を教えていた。恵果は青龍寺で40年間に渡って密法を教え、弟子の中には日本の空海新羅の恵日、悟真などがいる。永貞元年(805年)に青龍寺で円寂し、「大唐神都青龍寺故三朝国師灌頂阿闍梨」を追封された。