2018世界「硬科技」及び「一帯一路」イノベーション協力大会が西安で開幕

2018世界「硬科技」及び「一帯一路」イノベーション協力大会の開幕式

 2018世界「硬科技」(中国・西安光学精密機械研究所の米磊博士が提唱した新概念の技術、英訳は“Hard&Core Technology”)及び「一帯一路」イノベーション協力大会が8日、陝西省西安市で開幕しました。今大会のテーマは「硬科技から生まれた西安の発展、世界の変貌と未来の構図」で、硬科技の発展のための条件作りやそれをめぐる国際協力の推進を図っており、西安を「世界硬科技の町」として建設していく方針も明らかになりました。
梁桂陝西省委員会常務委員・常務副省長が開幕式で挨拶

 大会の開幕式で挨拶に立った梁桂陝西省委員会常務委員・常務副省長は「2018年大会では、『一帯一路』イノベーション協力という新テーマが増設された。これは、西安が国家中心都市としての役割を発揮し、国際化した開放のプラットフォームを構築するための重要な措置である。今大会は、人類の運命共同体、特に『一帯一路』の建設に一役買うことになるだろう」と話しました。
王永康陝西省委員会常務委員・西安市委員会書記が開幕式で挨拶

 王永康陝西省委員会常務委員・西安市委員会書記は挨拶の中で、「2017年の西安の発展戦略ではハイテク分野の政策が焦点となり、硬科技の全面的活用を遂げた。硬科技は今後西安のトレードマークになり、より多くの投資協力のチャンスが生まれるだろう」と話しました。
硬科技イノベーション連盟の発足式

 また、開幕式では『2018中国硬科技産業発展白書』が発表され、「一帯一路」硬科技イノベーション協力西安宣言が読み上げられたほか、2017年国家・省レベル技術進歩賞、西安市2018年「ハイテク企業化トップ10」と「イノベーション人物トップ10」の授賞式が行われました。(ミン・イヒョウ 謙)