復元に8年、唐王朝の宮廷茶会をよみがえらせた芸術家

研究チームが復元した法門寺の宝物「鎏金銀棱平脱雀鳥団花文秘色瓷碗」(資料写真)。(c)Xinhua News

 

【3月21日 Xinhua News】中国陝西省(Shaanxi)に8年かけて唐代の宮廷茶会を再現した人々がいる。活動の中心に立ったのは同省西安市(Xi'an)の芸術家、王苗(Wang Miao)さん。唐代の宮廷茶器を多く所蔵する法門寺博物館(同省宝鶏市)の研究チームと共に2010年から取り組んだ。

 

 映画制作に携わる王さんが、中国茶文化をテーマにした映画を撮影するにあたり、茶文化が生まれた唐代の喫茶環境や茶器を研究しようと思ったのがきっかけだった。