黄河乾坤湾に広がる壮麗な氷の絵巻 山西省
【新華社臨汾1月15日】中国山西省臨汾市永和県を流れる黄河の乾坤湾でこのほど、寒気の影響を受け、川の凍結前に氷の塊と水が混ざり合って流れる現象「流凌」が広範囲に出現した。きらきらと輝くさまざまな形状の氷が広大な黄河の水面に漂い、川の蛇行に沿って流れていく様子は、まるで見渡す限り広がる白い絹のリボンのように壮観で、乾坤湾の美しい風景と相まって幻想的な冬の絵巻を織りなしている。(記者/鄧浩然)
パンダをテーマにした四川・陝西・甘粛の観光ルートが発表
四川省成都市で11月26日に開催された「グローバルパンダパートナーズ2024」で、「四川・陝西・甘粛3省のパンダ観光ルート」と「パンダのホームランド·ジャイアントパンダがテーマの観光ルート」が発表された。人民日報海外版が報じた。
2021年に設立されたジャイアントパンダ国家公園が跨る四川省、陝西省、甘粛省は、特に豊かな自然に恵まれている。四川・陝西・甘粛3省のパンダ観光ルートは、中国初のジャイアントパンダ国家公園をベースにして設定された国家級パンダ観光ルートとなる。
四川省の観光ルートには成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地、都江堰、広元剣門関、雅安碧峰峡などのスポットが含まれている。また陝西省の観光ルートには仏坪パンダ谷景勝地、陝西考古博物館、秦嶺野生動物園、秦嶺四宝科学公園などのスポットが含まれている。そして甘粛省の観光ルートには文県尖山ジャイアントパンダ自然保護区、蘭州水墨丹霞景勝地、武都万象洞、宕昌草原などのスポットが含まれている。
「パンダのホームランド·ジャイアントパンダがテーマの観光ルート」は、成都を観光する「ジャイアントパンダの魅力の旅」、都江堰を観光する「ジャイアントパンダエコロジカルの旅」、臥竜を観光する「ジャイアントパンダ探索の旅」の3本で、四川省のパンダをテーマとした文化観光資源を巡ることができる。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年12月4日
今年(2024年)は秦の始皇帝陵の兵馬俑坑が発掘されて50周年となります。
今年(2024年)は秦の始皇帝陵の兵馬俑坑が発掘されて50周年となります。秦の兵馬俑坑発掘50周年並びに秦の始皇帝陵大遺跡保護研究国際会議が8日、陝西省の西安で開かれました。同時に、常設展「千古一帝の地下王国:秦の始皇帝陵考古発見展」が開幕しました。秦の始皇帝陵の出土品が集中的に一般公開されたのは、今回が初めてです。
この常設展では秦の始皇帝陵からの出土品を中心に230点(セット)の文物を展示しています。これらの文物はこの50年の間に秦の始皇帝陵の考古学的発掘で発見された代表的な逸品であり、秦の始皇帝陵の様相・意味合い・価値を全方位から多角的に再現しています。中でも、秦の始皇帝陵の外城東門遺跡、陵寝建築遺跡、飤官遺跡および陵西1号副葬墓からの出土文物などは、初めて一般公開されました。(c)CGTN Japanese/AFPBB
迫力の景観、黄河壺口瀑布 中国山西省
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「陝西の人々が珍しい茶色パンダの出国を阻止」ネットで拡散、パンダ研究センター「偽り」―中国
中国北西部の陝西省にある秦嶺ジャイアントパンダ研究センターは16日、パンダの「七仔(チーザイ)」の出国を陝西の人々が阻止するとの情報がネット上で拡散したことについて声明を発表した。
チーザイは、一般的なパンダの体毛の黒い部分が茶色い雄のパンダ。
声明は、チーザイについて「ずっと同センター内で暮らしていて、専門スタッフによる心がこもった世話と科学的な飼育管理を受けている。これまでのところ、いかなる国際協力・交流プロジェクトにも参加したことはない」とし、ネット上で拡散した「陝西の人々がチーザイの出国を阻止」という状況に至っては存在すらしないと否定した。
声明は、ネット利用者に対し、情報の信ぴょう性と正確性に留意し、虚偽の情報を拡散しないよう呼び掛けた。
中国メディアによると、中国のパンダは、四川のパンダと秦嶺のパンダに分かれる。四川のパンダはより熊に似ているのに対し、秦嶺のパンダはより猫に似ている。秦嶺のパンダの中には、チーザイのような茶色の特殊な個体がよく現れる。秦嶺地区ではこれまでに野生の茶色パンダの姿が11回確認されている。(翻訳・編集/柳川)