【8月20日 Xinhua News】中国の山西省陝西省の境を流れる黄河の峡谷「晋陝峡谷」の支流はこのところ、豪雨の影響から水量が急増している。同峡谷に位置する壺口瀑布の水量も一気に増え、瀑布の本流と支流がつながり幅200メートル余りに達した。迫力を増した水の流れは多くの観光客を引き付けている。

 壺口瀑布は黄河流域の奇観と言える。黄河は晋陝峡谷を流れ山西省吉県に達すると、300~400メートルあった川幅が一気に50メートルほどに狭まり、落差は30メートル以上で流れ落ちていく。水が巨大な壺に注がれるように見えることから壺口瀑布と名付けられた。(c)Xinhua News/AFPBB News