2017-01-01から1年間の記事一覧

「不老不死の薬探せ!」 始皇帝の命令、木簡から確認

【12月26日 AFP】中国で2002年に見つかった大量の木簡の中に、秦の始皇帝(Qin Shihuang)が国内各地で不死の薬を探すよう命じた布告や、それに対する地方政府からの返答が含まれていることが、最新の調査で明らかになった。 中国国営の新華社(Xinhua)通信…

春秋時代の周王朝に似た墳墓を発見 陝西省

【12月18日 CNS】中国・陝西省(Shanxi)考古研究院は12日、春秋時代の周王朝によく似た墳墓を発見したと発表した。同国内でも最大規模とみられる。今回発見されたのは劉家洼(Liujiawa)遺跡で、同省澄城県(Chengcheng)に位置し、現在までに56か所の墳墓…

陝西省で最大規模の丹霞地貌遺跡を発見

陝西省延安市安塞区の丹霞地貌の風景(9月27日撮影)。 陝西省国土資源庁によると、陝西省南部の漢中市で昨年発見された世界レベルとなる天坑群地質遺跡に続き、陝西省地質調査院の職員が今年、陝北(陝西省北部)・渭北エリア(渭河北部)で大規模な丹霞地…

京都・読書之森 京都を古地図で歩く本/京都

(ロム・インターナショナル編、河出書房新社、620円(税抜き)) 「昔の記者は足で稼いでネタを探してきた。これだから最近の記者は……」。取材先の警察官からたしなめられ、なるべく休日は京都市内を出歩くよう心に決めている。今見ている京都の風景は、…

暮らしの温かみや幸福への願いあふれる慶陽剪紙

剪紙(切り絵細工)は甘粛省慶陽市の人々にとって穀物と同じように決して欠かすことができないもの。人が住む場所には必ず切り絵があると言ってもいいほどだ。窓に貼られた切り絵は私たちにその暮らしの温かみやそこに込められたストーリーを語ってくれる。…

リピーターに根強い人気 海外旅行先人気急上昇ランキング上位は中国と韓国が独占

2位の西安は、中国が形成を目指す広域経済圏構想「一帯一路」の陸路の起点であり、8月には西安の伝統文化を世界中にPRするため、関係者による「一帯一路・文化の旅」を開催するなど、積極的に西安の認知向上活動を行っている。日本のみならず、各国から…

「大スペクタクル」染谷空海降臨

左から、ホアン・シュアン、染谷将太、松坂慶子 写真 日中合作の「空海−KU−KAI−」(チェン・カイコー監督、2018年2月24日公開)に出演した染谷将太(25)や松坂慶子(65)、阿部寛(53)、中国の俳優ホアン・シュアン(32)らもレッドカ…

トキ保護活動を写真集に

トキの保護活動を60年以上続けてきたNPO法人「日本中国朱鷺とき保護協会」名誉会長の村本義雄さん(92)(羽咋市上中山町)が、写真集「中国のトキを慕いて」(橋本確文堂)を出版した。日本のトキ絶滅後、中国陝西省で発見されたトキを追って民間の…

掘りおこされる長安

空海や阿倍仲麻呂など遣唐使が憧れ渡った長安とはどんな街だったのか?去年11月西安で新たに着工された地下鉄5号線は「唐の兜町」だった「東市」を横切る。発掘からは東市には7万軒もの店舗が軒を並べ、当時世界最先端の技術だった印刷のセンターがあっ…

世界かんがい施設遺産、中国の3カ所が登録リスト入り

メキシコ時間10日午前10時頃、メキシコシティで開かれた国際かんがい排水委員会(ICID)執行大会において、寧夏引黄古灌区、陝西漢中三堰、福建黄鞠灌漑施設の古代水利施設3カ所が、世界かんがい施設遺産に登録され、認定プレートを授与された。 メキシコ時…

秦嶺山脈を超える中国初の高速鉄道登場 西成高速鉄道の試験運行開始

9月27日午前9時10分、高速鉄道車両が陝西省の西安北駅を出発し、西成高速鉄道に沿って南へ向かった。これで、中国中部を東西に貫く山脈・秦嶺山脈を越える中国初の高速鉄道が登場したことになる。西安と成都(四川省)をつなぐ高速鉄道のうち、陝西省の区間…

兵馬俑の彩色に人工的に作られた「藍色」と「紫色」を発見―中国メディア

「古代の彩り―陶器彩絵文物保護成果展」が8月30日に、中国陜西省西安市の秦始皇帝陵博物館でスタートした。 先秦から元代にかけての彩色された陶製の文化財121点(組)を展示。ここ数年にわたり続けられてきた彩色陶器の文化財の保存作業の成果を集めて展示…

西安にふれる一週間、「一帯一路・文化の旅」開幕式

西安が誇る伝統文化を、シルクロード関係国・地域をはじめとする世界中にPRするため、中国国際放送局(CRI)の外国籍記者および外国の外交官からなる「一帯一路・文化の旅」西安取材団の一行が25日から西安市を訪れています。この「西安にふれる国際週間」と…

西安で広元市利州の観光PRを実施

女帝・武則天ゆかりの皇沢寺8月27日、陝西省西安市で、四川省広元市利州の観光プロモーションイベント「女帝のふるさと・利州でのんびり」が行われました。 会場では、利州区観光局と西安市雁塔区観光局との提携書が取り交わされ、また利州の観光資源や西安―…

「一帯一路・文化の旅」西安取材団、舞台『長恨歌』を鑑賞

西安が誇る伝統文化を、シルクロード関係国・地域をはじめとする世界中にPRするため、中国国際放送局(CRI)の記者および外国の外交官からなる「一帯一路・文化の旅」西安取材団の一行が25日午後、西安市街から30キロ離れた臨潼区に位置する華清宮(華清池)…

染谷将太主演『空海―KU‐KAI―』特報が解禁! 壮大な撮影風景も公開

日中共同製作映画としては史上最大のプロジェクトとして話題を呼んでいる、染谷将太主演の映画『空海―KU‐KAI―』。 特報が解禁され、空海が繰り広げる冒険と、圧倒的なスケールで行われた撮影の模様が一部明らかになった。 ベストセラー作家・夢枕獏の『沙門…

(グリーン発展・グリーン生活)陝西省のグリーン発展の道③【西安滻灞国家湿地公園】

CRI日本語部の趙雲莎記者が、陝西省の西安市と韓城市地区を22日間に渡って取材してきました。2012年以来の一連の環境保護措置を経て、緑化環境が改善された現在の西安市と韓城市の風景と、そこに暮らす人々のライフスタイルの変化を、今日から連載でお伝えし…

中山国の生活の様をその目に=西安

「神秘の王国――古代中山国歴史文化展」(中山国は戦国時代に出現した現代の河北省中部一帯を領土とした国)が20日、陝西省西安市の秦始皇帝陵博物院で開幕しました。 本展示会は、「鮮虞中山」(鮮虞は古代の民族名)、「国都霊寿」(霊寿は中山国が遷都した…

世界的な中国骨董品ブームにより、中国で墓の盗掘が急増―シンガポール紙

2017年7月17日、中国の骨董品に対する世界的なニーズが高まっていることで、墓の盗掘稼業が再び勢いを増している。環球時報が伝えた。シンガポール紙ザ・ストレーツ・タイムズは16日の記事で、陝西省の宝陵村で昨年11月、工事中の敷地で見つかった古い墓に侵…

中国各地で豪雨被害、秦始皇帝・兵馬俑展示施設も浸水―中国メディア

中国各地で大雨による被害が続いている。陝西省西安市では秦・始皇帝の兵馬俑展示施設に水が流れ込んだ。中国ではこのところ、黒龍江省、吉林省、山西省、広東省など、広い地域にわたって大雨による被害が発生している。中国中央気象台は20日午前8時から21日…

東京ドーム8個分の敷地に長安の都を再現!『空海』ポスタービジュアル解禁

総製作費150億円をかけ、陳凱歌(チェン・カイコー)監督、染谷将太主演で映画化される日中共同製作映画『空海―KU-KAI―』のポスタービジュアルが解禁となった。・染谷将太が総製作費150億円の日中共同製作映画『空海』に主演!本作は、ベストセラー作家・夢…

楊暁陽「シルクロード――写実から写意まで」が西安で開催

中国国家画院の楊暁陽院長がシルクロードをテーマに、30年以上かけて制作した400点あまりの美術作品が、7月8日に西安に登場しました。 「シルクロード――写実から写意まで」楊暁陽美術作品および文献作品展は、「生活のスケッチ」、「テーマの探求」、「丹青…

中国高速鉄道、シルクロード沿い全線開通 2300キロ

蘭州西駅で出発を待つ高速鉄道の車両=9日、中国甘粛省(共同) 中国内陸部の陝西省宝鶏と甘粛省蘭州を結ぶ高速鉄道が9日、営業運転を開始した。中国メディアが伝えた。これにより陝西省西安から新疆ウイグル自治区ウルムチまで古代のシルクロード沿線を結…

マイナス40度や砂ぼこりも大丈夫!悪天候対応の高速鉄道が西安でお目見え―中国

西安鉄路局西安北動車所に6日、CRH5G型高速鉄道車両が到着した。中国新聞網が伝えた。 この高速鉄道車両は甘粛省蘭州市と新疆を結ぶ蘭新線の特殊な自然環境に対応するため開発された。零下40度以上の高原・寒冷地での正常な運行を可能としているだけでなく、…

宝蘭高速鉄道、9日全線開通 営業開始

西安鉄道局は、宝鶏と蘭州を結ぶ宝蘭高速鉄道が今月9日に全線開通、運営を開始することを明らかにした。 鉄道部門は6日午後4時から同高速鉄道の乗車券販売をスタートする。 同鉄道の開通により、中国西北地区が全国高速鉄道ネットワークに完全に組み入れられ…

カザフスタン・中国商品見本市が開幕

中国とカザフスタンの国交樹立25年に当たり、中国とカザフスタン、その他の中央アジア諸国との経済・貿易交流を促すため、第15回カザフスタン・中国商品見本市が6月29日、カザフスタンの最大都市アルマイトで開幕しました。陝西省楡林産のウール防寒服や農産…

「日本の新幹線よりすごい!」=中国の高速鉄道を大学生が絶賛

6月26日に運行を始めた中国の高速鉄道の新型車両「復興号」。各方面から注目が集まる中、環球網は30日付の記事でアモイの若者が中国鉄道を絶賛していると伝えた。

洛陽地下鉄1号線が着工、21年開通

河南省洛陽市で28日、同市初の地下鉄となる洛陽地下鉄1号線が全面着工した。 170億元(約2,815億円)を投じて建設する。2021年12月の試運転開始を見込んでいる。 29日付河南日報などが伝えた。

お便り紹介ー6月28日放送分

三重県津市 川添充則 「ライフマガジン」の感想です。一人っ子は、単独で行動する機会が多く、それは独立や創造をめぐる観念の確立につながっている利点がある一方、共感力や社交情報の処理能力に劣っているという代償を引き受けざるを得ない欠点があり、複…

今天中国〜中国のいま(43) 文化財を見つけたら

1974年に見つかった秦始皇帝陵の兵馬俑。貧村は有数の観光拠点に一変した=西安市 1974年に見つかった秦始皇帝陵の兵馬俑。貧村は有数の観光拠点に一変した=西安市 明・清朝時代の旧王宮、故宮博物院(北京)で先日、異例の「しのぶ会」が開かれた…