東ローマ帝国の金貨発見=北魏の都・洛陽−中国 転送

【北京時事】27日付の中国各紙によると、中国河南省洛陽に都を置いた北魏(386〜534年)時代の皇帝の陵墓とみられる遺跡から、東ローマ帝国(395〜1453年、首都コンスタンティノープル)時代の金貨が発見された。専門家は「北魏時代に、洛陽と西方の交流が比較的頻繁だったことを示すもので、重要な意義がある」と解説した。
 金貨には、東ローマ帝国のアナスタシウス1世(在位491〜518年)が描かれており、約1500年前に鋳造されたものとみられる。新品のように光っており、観賞用として用いられ、流通していなかったもようだ。(2013/10/27-18:27)