長武昭仁寺

長武昭仁寺(唐、咸陽市長武県)
長武県の東街大路の北にある昭仁寺は戦死した兵士のために李世民が建てた寺である。617年、天水・蘭州一帯に勢力を持っていた薛仁杲が10万の軍を率いて関中に攻めこんだが、李世民に撃退された。翌年、突厥と手を結んだ薛仁杲は再び長安を攻め、李世民に手痛い打撃を与えた。同年11月、李世民は念入りに策を練って薛仁杲軍を破り、敵兵を投降させた。昭仁寺はこの戦いを記念して建てられた寺である。現在は長い年月による風化や川の侵食などによる腐食が進んでいるが、大雄宝殿が現存している。
住所:長武県の東街大路の北 電話:
開放時間:24時間
入場料: 観光所要時間: