国家一級保護動物のターキン、村民に衝突し民家に逃げ込む=弁護士は現地政府に治療費請求可と指摘―陝西省 転送

2012年12月5日、中国陝西省安康市の梅花石村で、ウシ科の動物ターキンが村民と衝突してけがを負わせ、民家の台所に隠れた。華商報が伝えた。

ターキンに衝突された村民によると、村には以前野生のイノシシなどが現れたが、脅かすとすぐに逃げた。ところが、このターキンは脅かしても逃げるどころか突進してきたという。同日午後11時20分ごろ(現地時間)、現地の関連部門がターキンに麻酔を打ち、無事保護した。専門家によると、ターキンは中国の国家一級保護動物で、通常は高山に生息している。村に侵入したのは、群れからはぐれたか、道に迷ったからではないかと推測している。

また、国の指定動物が人を負傷させた場合、負傷者は現地政府に対し治療費を請求できると弁護士は指摘した。(翻訳・編集/内山)