三千年前の青銅の鎧 脛当て 陝西省で発見 転送

三千年前の青銅の鎧 脛当て 陝西省で発見

三千年前の青銅の鎧 脛当て
 三千年前に戦場に馳せ参じた将軍たちは、鎧に身を包んでいたのだろうか。青銅の鎧は、どのような形状をしていたのだろうか。陝西省で昨年偶然発見された宝鶏石鼓山墓地から出土した文化財を整理・研究した結果、現存する最古の青銅の鎧が発見された。これにより、青銅の時代の将軍たちが、青銅の具足や胸当てなどを持っていたことが証明され、青銅の時代の鎧の制作、古代の武器の歴史研究などに向け、貴重な資料となった。新華網が伝えた。

 陝西省宝鶏市考古チームの劉軍社隊長は、「秦の兵馬俑は鎧を着ていることが多いが、秦の兵士がどのような材質の鎧を着ていたかは知られていなかった。しかし宝鶏石鼓山墓地から出土した青銅の鎧は、秦の兵馬俑の時代よりも700−800年前に青銅の鎧があったという実例を提供した。これは青銅の時代の中国古代文明や戦争などを研究・理解する上で、重要な学術的価値を持つ」と説明した。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年3月11日