西安市:阿房宮の観光開発プロジェクトが再度スタート 転送

2013年6月7日、中国陝西省西安市西咸新区のフォン東新城管理委員会と、中国国有不動産会社である、北京首都創業集団が、阿房宮の観光開発に関する共同提携協議に調印した。

 阿房宮とは、秦の始皇帝が建設した宮殿の名前で、現在は遺跡のみ残っている。
 1995年から、阿房宮周辺地域の観光地化が進められ、2000年には「秦阿房宮景観区」としての公開が始まったが、来場者数は伸び悩み、遺跡保護やなどの観点から、2012年に景観区としての計画は中止されていた。

 今回発表された計画では、阿房宮遺跡の保護を最優先としつつ、新たに380億元(約6094億円)を投入し、同地区を総合的文化観光地として開発していく方針が示されている。

(China Press 2013:IT)