西安陝西天文台

西安中国陝西天文台
西安市の東方約30㎞の臨潼区驪山の上で位置して、高精度の長波を採用して、標準時間を知らせてしきりに信号を出す中国科学院国家授時中心です、中国全部の陸地と近海の海域を覆うことができます、中国五大天文台の1つに数えられます。毎日の中国時刻(北京時間)は、陝西省蒲城県境界内の中国科学院陝西天文台からであり――中国唯一の標準時間を知らせる中心(蒲城県城北西、唐憲宗景陵の近くの金幟山の頂上にあり、西安より150キロぐらい離れています)
中国の標準時報局は、BPMだけでなく、長波のBPL、電波時計用のBPCと3局あります。
歴史的な変遷:
BPMは中国科学院国家授時中心(National Time Service Center)に所属し、陜西省西安市臨潼にある陜西天文台の中にあります。以前BPMは陜西天文台に所属していたようですが、2001年に組織改編が行われたようです。陜西天文台は1966年に創設され、1970年には時の周恩来首相が短波での標準時報局の試験電波発射を決めています。1970年代の初 めからこうした研究は行われていましたが、時報BPMの正式の発足は1981年の中国国務院(日本の内閣にあたる)の決定によります。BPLは長波の時報局で、1986年に陜西天文台に設置されました。そのシステムは高い精度を誇っているようで、その技術レベルに対し1988年に「国家科技進歩一等 賞」を受賞したと書かれています。中国国内での電波時計の普及はこれからであり、今後の進展が注目されます。