なぜ!?大学に珍規定、宿舎への皮付きスイカ持ち込みを禁止―陝西省西安市 転送

2012年6月15日、西安晩報によると、陝西省西安市の大学で宿舎内に皮付きのスイカの持ち込みを禁止するルールが設けられ、話題を呼んでいる。

西安科技大学高新学院に通う女子学生が宿舎にスイカを持って入ろうとした際、管理人から制止され、「スイカを持って入るのは良いが、許可できるのは実の部分だけ。皮付きのスイカの持ち込みは認められない」と注意されたという。女子学生はマイクロブログ上で「スイカが誰かに迷惑をかけたって言うの?」と不満をつぶやいた。

多くのネットユーザーがこの内容に注目。「スイカを宿舎に持って入ることを禁止するどんな理由があるの?」「バカバカしすぎる」などの声とともに、「きっと学生たちがスイカを食べ終えた後、皮をきちんと処理せず、散らかすからやむを得ずこんなルールを作ったのだろう」など理由を推察する声であふれた。

記者が取材に訪れた際、ある女子学生は「スイカを食べるのがこんなに面倒なんて。もう買わなくなったわ」と不満を表し、「実は午前中の通知では、宿舎にスイカを持って入ることが全面禁止になっていた。けれど、学生の不満が大きかったことと、誰かがマイクロブログで発信したことを学校側が知って、午後になってスイカを宿舎に持ち込む場合は登録するルールに変更された」と状況を説明した。

このルールについて宿舎の管理人は、学生がスイカを宿舎に持って入る際にいちいちチェックして登録しなければならず、彼らにとっても非常に面倒なルールだとし、「学生たちの食べ終えたスイカの皮がごみ箱に毎日大量に捨てられ、清掃員の作業量が大きくなっていた。清掃員からの不満を学校側が考慮し、スイカの持ち込み禁止ルールを決定した」と話した。(翻訳・編集/HA)