中国・陝西省 パンダの「鳳鳳」が危篤状態、肝臓、腎臓、心臓、肺臓の機能不全

陝西省珍稀野生動物救援飼育センターは13日、3回目のパンダの犬ジステンパー対策を報告した。パンダの「城城」、「大宝」の死亡に続いて、感染と診断されたパンダの「鳳鳳」は肝臓、腎臓、心臓、肺臓の機能不全が発生し、危篤状態に陥った。

犬ジステンパー感染を受けて、陝西省珍稀野生動物救援飼育センターは院士を含んで、全国の名高い専門家らで治療に乗り出し、未感染のパンダを続々と漢中、安康、商洛などの自然保護区に移転している。ウイルスの出所は不明で、まだ調査中だ。13日時点で、陝西省珍稀野生動物救援飼育センターは感染症4頭、疑似感染症4頭を確認して隔離治療を行っている。

飼われている動物、野良動物、それとも野生動物のどれが感染拡大を引き起こしたか、まだ判定できない。

(翻訳 金慧)