公主墓

臨川公主墓

臨川公主(623-682)咸陽市礼泉県 臨川公主の名は李孟姜、高宗李世民の第十二女。礼泉県趙鎮新寨村に墓がある。墓は南北に細長く、全長は48m。墓室は南北4m、東西3.4m。1972年に発掘が行われたが、墓道の木門は朽ちていて、壁画はほとんど剥げ…

新城公主墓

新城公主(633-663)咸陽市礼泉県 新城公主は李世民の末女で母は長孫皇后。最初は長孫詮に嫁いだが、長孫詮が流刑になると書正矩に嫁いだ。663年に突然亡くなっているが死因は不明。新城公主の死には書正詮も係わっていたとされ、そのため高宗は新城公主…

段筒壁墓

段筒壁(616-651)咸陽市礼泉県 段筒壁は字は芸娘、母は高祖李淵の第四女の大長高密公主。太宗李世民の姪で、17歳のときに長孫氏に嫁いだが35歳で病死して昭陵の南に埋葬された。墓は高さ7m、直径24mで、南側に墓道がある。1978年に発掘調査さ…

長楽公主墓

長楽公主(620-643)咸陽市礼泉県 長楽公主は太宗李世民の第五女で母は長孫皇后。とても美しい女性であったが643年に23歳で亡くなり、昭陵の近くに陪葬された。長楽公主は太宗が可愛がった嫡出公主であったので、墓の格式は高い。1986年2月に盗掘…