銅川市

銅川(旧称は同官)は陝西省中部、関中平原が陝西北部の黄土高原に移行する地点に位置する。南は古都西安に隣接し、北は黄帝陵や革命聖地の延安市に通じる。面積は3882平方キロメートル、人口は84万人に達する。

 銅川は悠久な歴史、豊富な旅行資源、600ヶ所以上の名所旧跡を持つ。唐(618−907年)の初期に3代の皇帝が避暑に利用した行宮、玄奘(602−664年)が経文を翻訳し生涯を終えた玉華宮、唐の偉大な医薬学者の孫思ばく(581−682年)が隠居した薬王山、現在の中国で最大規模かつ内容が最も豊富な陶磁器遺跡博物館の耀州窯博物館、西北地区初の山間部革命根拠地の照金陝甘辺革命根拠地、中国八大仏教名山として数えられる仏教の聖地の大香山がある。