秦の始皇帝時代の大型木橋を発見―陝西省西安市 転送

新華社西安】26日、橋の発掘作業を行う考古学者。

陝西省西安市北郊で秦の始皇帝時代に建てられたとみられる大型の橋梁が発見された。全長約300メートル、幅20メートルで、これまでに発見された2000年前の木橋としては世界最大規模となる。

大木と石で出来ており、渭河を跨いで秦の首都である咸陽の南北両岸を結び、秦の始皇帝が暮らす咸陽宮と渭河南岸の興楽宮を結ぶ重要な橋梁となっていたとみられる。

古代首都の考古、世界の橋梁建築史、交通史などの分野において重要な研究価値がある。(新華社・馮国撮影)

(翻訳 王秋/編集翻訳 伊藤亜美)