楡林のメインストリートに入る お客様のクチコミ

林城が本格的に築かれたのは、明の成化年間といわれる。
モンゴルの南下が激しくなってきてからである。
2005年に旧城内のメインストリートである南大街と北大街が整備され、
明清時代の雰囲気をそのままに再現された。

南城門から入ると、北にまっすぐと道が伸びる。

この通りには、装飾的な楼閣が6個あり、その下はすべて騎乗したまま通ることができたので、「六楼騎街」と呼ばれるという。

最初に見えるのは、「文昌閣」。創建は清の乾隆19年(1754)。
つまりはこの地がモンゴルとの戦争の最前線ではなくなり、平和が訪れて中原と草原の「中継地点」となり、「茶馬」貿易で栄えた時代に建てられたもの。
軍事に関係がないので、装飾性の強い、平和なデザインである。

城門の下をくぐる。