中国・陝西省楡林市に400キロの太陽光発電産業ベルトを建設―新華社 転送

新華社】 陝西省楡林市政府が明らかにしたところによると、2015年末までに設備容量が300万kWの太陽光発電所を建設して長城沿いに400キロの太陽光発電産業ベルトを建設する計画だ。

 現在、楡林市は合計70件の新エネルギー発電所プロジェクトを導入し、合計した投資額は1000億元(約1兆6000億円)を超え、設備容量は1064.4万kWに上る。靖辺県には国電、華電、国華、陝光伏など4箇所の太陽光発電所があり、設備容量は5万kWに達する。それに6箇所の建設中と着工していない太陽光発電所プロジェクトもあり、建設合意ができたプロジェクトも17件あって総投資額は445億元(約7120億円)に上り、投資完成額は5.1億元(約81億6000万円)。

 楡林市の計画によると、「第十二次五ヵ年計画」期間末までに設備容量が300万kWの太陽光発電所を建設し、立地先は工業団地から荒漠、半荒漠、炭鉱採掘場跡へ移り、西部の定辺県、靖辺県から中北部の横山県、楡陽区、神木県、府谷県へと延長して長城沿いに400キロの太陽光発電産業ベルトを建設する。大型太陽光発電所などの建設を通して1000億元の投資を完成し、1000億元の生産額をあげ、太陽光発電設備と関連産業をも発展させる。

(翻訳 崔蓮花)