「第13次5ヵ年計画」期間、中国は高速鉄道の建設ブームを起こす

これまで、中国の京滬(北京−上海)、京広(北京−広州)、滬深(上海−深セン)、滬漢蓉(上海−武漢成都)、大西(大同−西安)、鄭西(鄭州西安)、瀋大(瀋陽−大連)といった高速鉄道が開通した。  すでに完工し、今年本格的に開通する鉄道は、貴広(貴陽−広州)、蘭新(蘭州−ウルムチ)、桂広(広州−南寧)などを含む。また、滬昆高速鉄道の長沙−昆明区間は来年に開通する。京瀋(北京−瀋陽)や京張(北京−張家界)高速鉄道なども建設中。今年完工する高速鉄道の総延長は5、6000km前後だ。これを基に計算すると、今年末までに高速鉄道の総営業距離は1万6000km前後に達する見込みである。2008年に見直された後の2020年の高速鉄道建設目標は、繰り上げて達成する公算が大きい。