世界かんがい施設遺産、中国の3カ所が登録リスト入り

メキシコ時間10日午前10時頃、メキシコシティで開かれた国際かんがい排水委員会(ICID)執行大会において、寧夏引黄古灌区、陝西漢中三堰、福建黄鞠灌漑施設の古代水利施設3カ所が、世界かんがい施設遺産に登録され、認定プレートを授与された。
メキシコ時間10日午前10時(北京時間同日午後11時)頃、メキシコシティで開かれた国際かんがい排水委員会(ICID)執行大会において、寧夏引黄古灌区、陝西漢中三堰、福建黄鞠灌漑施設の古代水利施設3カ所が、世界かんがい施設遺産に登録され、認定プレートを授与された。中央テレビ網が伝えた。
世界かんがい施設遺産は、世界文化遺産、自然遺産、農業文化遺産などと共に世界遺産と呼ばれる、ICIDが2014年より審査を開始した世界遺産プログラムだ。その選考基準は厳しく、100年以上前に建設されたかんがい施設で、施設の設計や建設技術などで時代の先端を担っていた必要がある。中国は現在、陝西鄭国渠、四川東風堰など10カ所の登録申請に成功しており、今回の3カ所を加え13カ所となった。(編集YF)