宝慶寺塔


西安宝慶寺塔の写真
宝慶寺塔
 宝慶寺塔は西安城壁南門の内側、書院門の入り口のそばに建っている。宝慶寺は隋文帝の寿初初年に大興城(長安城)安仁坊に建てられたが五代初年に現在の塔のあるところに移された。塔は唐太和・開成年間に建てられ、五色のレンガで出来ていたが、後に寺は消滅して塔だけが残った。 現存する塔は明の景泰二年に建て直されたものである。塔は六角七層密檐式のレンガ造りで高さは23mある。一層目のひさしの下には二龍戦珠、風戦牡丹、瑞鶴祥雲、纏枝牡丹などの図案がレンガに彫られていて、二層目のひさしの下にも麒麟などの図案が彫られている。塔身の二、三層の各面と六層目に正面には佛龕があり、北魏から唐の時代に造られた13体の石像がある。塔の東側には「重修宝慶寺塔記」と書かれた石碑がある。
住所:書院門の入り口 電話: 営業時間:24時間 
入場料:0元 普通の観光所要時間:約10分間 下車