臨潼博物館編

臨潼博物館

臨潼博物館は内外に有名な華清池の東端にあり、園林式に建築され、赤い柱が立っており、回廊の曲折などが雄壮で美しい。臨潼博物館は1979年に建てられ、6600平米の敷地に、600平米の陳列面積を持つ。館内には珍しい展示物が多く、“碑石芸術室”、“周秦芸術室”、“唐代仏教芸術室”の3つの陳列室に約7000年の文化財を展している。石器時代の仰韶文化の精巧で美しい陶器や石器、秦代の大陶馬や陶俑、漢代の彩色絵の男女侍俑、唐代の彩色絵の俑などがある。特に唐代に慶山寺から出土した仏教の宝物はとりわけ貴重で、石彫刻舎利宝帳)、金棺銀廊などの豪華な釈迦如来仏全套舎利棺具はきわめて貴重な仏教文化財である。臨潼県博物館は開館以来、多くの来客を引きつけている。