霍去病墓(茂陵博物館)

霍去病墓(茂陵博物館)

↑霍去病墓(茂陵博物館)の前景写真

↑霍去病墓(茂陵博物館)の石刻品・石彫り品---牛の像

↑霍去病墓(茂陵博物館)の石刻品・石彫り品---匈奴の兵士を踏みつけている汗血馬の像「馬踏匈奴

↑霍去病墓(茂陵博物館)の石刻品・石彫り品---馬の像

↑霍去病墓(茂陵博物館)の石刻品・石彫り品---ヒキガエル(蟾蜍)の像

↑霍去病墓(茂陵博物館)の石刻品・石彫り品---人と熊の像

↑霍去病墓(茂陵博物館)の石刻品・石彫り品---虎の像

↑霍去病墓(茂陵博物館)の石刻品・石彫り品---猪(イノシシ)の像

↑霍去病墓(茂陵博物館)の石刻品・石彫り品---


[

霍去病の墓は漢の武帝の茂陵から東北に1000m離れたところにあります。彼は前140年に生まれ、前117年に病死しました。霍去病は武帝の皇后衛氏の弟で、大将軍だった衛青の姉の子です。二人は共にシルクロード開拓のために外征で活躍した武将でした。霍去病の墓は祁連山の形を象徴しており、墳上に小屋が立っています。その南に両側に展示室があり、この中には漢代の煉瓦、瓦当、青銅の酒器、犀、薫炉、 鋳型、人形、騎馬俑などの出土品が数多くあります。また霍去病墓の石刻品は北側野外展示ケースに展示されています。圧巻は石刻の彫像顔です。なかでも、 「匈奴を踏み付ける馬」の石刻像は有名で、代表的なものです。これは霍去病が侵略者の匈奴人と英雄的に戦って、大勝利したことで、その戦功を称えて作られ たものです、その力強さと表現の簡潔さにおいて、見る者を圧倒します。その中にも岩石を巧みに利用した奇怪な石獣が15基あります。この石刻彫像群の奇抜 さ、リアルさは前漢時代の強大さと国民の豊さを反映しています。中国に保存されている古代石刻品の中でも、霍去病墓の石刻彫像は最も古く、海外でも名高い 傑作です。霍去病は勇敢奮戦の勇士でした。彼は優れた武芸によって、漢の武帝から寵愛され、冠軍侯、驃騎将軍、大司馬に任ぜられました。18歳で軍を率いて、六度 祁連山に出兵し、匈奴人を北方に追い出して、河西回廊の交通の安全と、外国貿易の道を確保しました。しかし、残念ながら、彼は24歳の若さで、祁連山で病 死しました。漢の武帝は彼の死を非常に悲しみ、辺境地帯に移居して住んでいる匈奴人に黒鎧を着せ、霍去病の棺を長安から墓まで護送させました。そして、自 分の陵の近くに陪葬して色々な石獣などの石刻を墓の辺りに配置させました。これらの遺物は現在霍去病の墓を中心とする茂陵博物館に展示されています。
住所:咸陽市五陵原 電話:0910−8418040
開放時間: 8:00−18:00
入場料:0元 観光所要時間:10分間