蔡倫墓

蔡倫墓・祠
 蔡倫の墓・祠は洋県龍亭鋪街の南で200メートルにある。蔡倫(西暦?-121年)、後漢の桂陽人(今の湖南省彬州市)、字は敬仲。彼は前漢を総括して麻の繊維を製造した経験から、製紙技術を改善して、樹皮、麻、ぼろ切れ、古い魚網を原料に紙を作り、元興元年(西暦105年)に朝廷を献上し、“蔡倫紙”と呼ばれた。蔡倫は後世に中国の製紙術の発明者と伝えられている。蔡倫の墓は南北97メートル、東西323メートルの敷地に、南北30メートル、東西17メートル、高さ7メートルの塚からなる。墓の前には石碑が3つあり、最も古い“新建祠記碑”は明神宗朱翊釣万暦311年(西暦1603年)に建てられた。中央には楷書で“漢龍亭侯蔡倫墓”の石碑がある。墓の南は蔡倫祠があり、現在は龍亭公社中学の校舎となっている。
墓と祠堂の内と外には、柏の木19本と数本の果樹、薬樹があり、数百年の歴史がある。
住所:洋県龍亭鋪街の南 電話:0916−
開放時間:8:00−18:00 入場料:25元 普通観光所要時間:約30分間