銅川(Tongchuan)編
柳公権墓 柳公権墓は耀県の西北20キロメートルの阿子郷馬吉村にある。柳公権(西暦778−865)字は誠窓。京兆華原(今の耀県)の人、唐代の書家で、顔真卿と肩を並べる。書碑が多く、《玄秘塔碑》、《金剛経》、《神策軍碑》は有名で、書跡には《送梨貼…
白雀寺(宋、 銅川地区耀県) 白雀たらは耀県の北45キロの香山中峰にある。最初に建てられたのは前秦時代で北宋熙寧年間に修築されて勝果院白雀寺と命名された。元明清代にも増築が行 われ、周囲を山と樹木で囲まれた白雀寺は仏教の名勝地として訪れる人が…
香山寺(前秦、銅川地区耀県) 香山寺は耀県の西北38キロメートルの香山にあり、中国で最も早い仏教聖地のひとつで、香山は八大名山のひとつである。香山寺院は前秦(西暦351―394年)時代に立てられ、その当時はただの石洞で、この辺りには洞穴のあ…
耀州窯遺跡博物館 耀州窯遺跡は西安から90キロ離れた銅川黄堡鎮にあります。この辺りの黄土高原の土質は良質の粘土であるため、陶磁器を作るのに適しています。 中国で最初の陶磁器作業史として記載されている「徳應侯碑」という碑文によると、耀州窯は唐…
宋耀州瓷窯遺跡 宋耀州瓷窯遺跡は西安市の北、銅川市の南、黄堡鎮にあります。13キロ南には耀県、北15キロに銅川市となる西銅公路の東側で交通の便が良いところで す。耀州の窯業の起源は東晋から宋の時代に遡り、中国北方の青磁芸術の代表でした。唐宋…
葯王山 昔の耀州、現在の耀県城から東に1.5キロ、西安から120キロ離れた所に海抜1000mの葯王山があります。 葯王山は唐の時代、”磐玉山”と呼ばれ、5つの山峰が連なり、風景秀麗です。南北朝の時代からは仏教の、唐の時代からは道教の信者がここ…
唐玉華宮風景名勝区 唐玉華宮風景名勝区は銅川市の北45キロメートルの玉華山にあります。最も高いところは海抜1671メートルあり、風景区は三面を山に囲まれ、残る一面は湖に面し、自然環境に恵まれた避暑地として知られています。もともとは唐の高祖李…